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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第15章 サーバーダウン!
全てを覚えた美紀はどうなるのか、それは私でも判断が付きにくい‥
今のままか、大きく変わるのか‥‥
楽しみであり不安‥
なるべくなら、美紀には私みたいな苦労はして欲しくない。
「うーん‥‥
これだったらすぐ終わるね、でも何でみんな揃ってるの??」
「私は昼間から此処に居ただけだが‥」
「俺??
俺は‥あれだ、紀永に話があって来たら、後で嬢ちゃんが来ると聞いたから‥‥野次馬か?」
「朔夜叔父様、野次馬って‥‥‥」
「・・朔夜叔父・・」
言うに事欠いて野次馬と来た‥
最近朔夜叔父も、私や美紀の前では素の行動を見せる。
元々表向きの顔での付き合いでは無かったが、私と美紀の事がバレて以来、叔父の方も何処かスッキリしたのだろう。
「2人揃えば面白いからな、野次馬くらいしたくなるだろう‥
そっちは毎日会っているかも知れんが、最近俺はハブられてるからな」
「ハブられてる??」
「紀永‥邪魔にされてるとか、仲間外れにされてるの意味‥
ああ、近頃はそんな言葉も聞かなかったのに‥‥」
「なるほどね‥
朔夜叔父は口が軽いから、多少はまあ‥‥」
「やっぱり、そういう理由か‥
口が軽いのは嬢ちゃん限定だっ!」