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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第15章 サーバーダウン!
「はぁはぁはぁ‥‥」
一気に階段まで走り、上へと駆け上る‥
1社員とか早乙女なんて関係ない、今素早くシステム回復をさせなければ、クラスターグループ全体に影響してしまうの。
プログラム課だけじゃ無い、営業も経理も何もかも全て‥
ホストという事は、結城さん達では手が出せない‥‥
(まさかホストサーバーだなんて‥‥)
万が一の為のホストなのに、そのホストに不具合‥
紀永が作り上げたホストに、不具合が生じるなんて思ってもいなかったよ・・
"・・・ピッ!・・・"
「・・・開いたっ!」
やっぱり承認システムは別系統‥
だけど、繋がるシステムは使えない、パスワードを入力をしても反応しないもの。
開けば十分と会長室フロアーに入り、すぐさま会長のデスクの上の端末のセキュリティー解除。
「ホスト‥アクセス‥
プログラムスキャニング‥‥」
あった!
もしもの場合の、検知プログラム!!
「・・あっ!
先に気付いて・・・」
早乙女邸から紀永が‥
それだったら、私は反対側のチェック。
「上層と下層から‥
中層をチェックする人手が‥足りない‥‥」
この場合どうすれば良い?
遠藤さんでは無理、もっとプログラムに詳しい人は!?
そう考えていたら、紀永からオンラインの通話が入って来た。