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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第15章 サーバーダウン!
「流石にこれは予想していなかった‥
こうなる前に私が消していれば、何も問題は無かった事だと言うのに‥‥」
「・・・
会長でさえ予想が付かなかった事、他に誰が予想出来たでしょうか?
・・私は被害状況の確認に回ります」
「すまんね遠藤、余計な仕事を増やして‥
増やしついでだが、夜に数名の来客があると思う、3階の応接間を使うよ」
「来客‥3階と言う事は、個人的になるのでしょうか?」
「個人的に近い‥かな?
そして、さしたる準備も要らないよ、良く知っている人物だからね」
「分かりました‥
では本当に仕事の方に回ります」
「頼んだよ遠藤・・」
遠藤が執務室を出て行った後に、プライベート携帯からメールを1通‥
後は返答待ち。
「それにしても‥
本格的に落ちてから、5分ちょいで復旧とは、私も美紀の能力を甘く見ていたかな??」
次々と青色マーカーが増える現実‥
私と美紀の得意範囲"速読"の1つだが、美紀の方は3端末。
それに比べ、私の方は2端末なのだから、早さに差は出て来る‥
これでもギリギリで3端末にしたが、結局は美紀の方が当たりを引いた。