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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第15章 サーバーダウン!



「・・・
倉原さん??」


「・・えっ?
どうしましたか暁さん??」


考え事をしていたから驚いた、暁さんって何時も突然なんだよね。



「さっき‥居なかったよね倉原さん?」


「はぁ‥
少しは何か出来ないかなって‥出来る事なんてありませんでしたけど‥‥」


「管理フリーズじゃ無かったみたいだよ、それじゃ俺達なんて手が出せない」


「そうですよね‥」


普通はこんな感じ、自分達の範囲外で静観‥
私だってそれが当たり前だとは思う。


ただ私は、そうはいかない‥
だって私は‥早乙女美紀だから責任があるもの、言う気は全く無いけど。



「じゃ、これから少し抜け出しても問題ない」


「これから?
社外ですか??」


「まさか社内だよ‥
10分もあれば‥良いか」


「・・・
その程度でしたら大丈夫です」


「それなら行こう倉原さん」


揃って昼休み‥こんな理由で、私は暁さんとシステム課を出た。


でも、暁さんが私にどんな用があるんだろう??



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