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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第15章 サーバーダウン!



噂は根強く、知ってる人以外で早乙女邸と言っても、そう簡単には来ない‥
あっ、お正月に朔夜叔父様が来ていたのは、知っているから。


ヤバい人達なんて言われているけど、一緒に居てそんな事を思った事は一度も無い‥
みんな優しくて気を使ってくれて、普通の従業員さんより一生懸命。


事情があるのに雇ってくれる紀永に感謝‥
これが早乙女邸の本当。


って、話が反れた‥
行き先を伝えないんだから、私の車で‥だよね。



「ほとんど人を乗せて運転した事が無いのに‥」


大丈夫かなぁ?
いまいち自信が無いの、運転だけは・・


人を乗せた‥‥
米国で紀永とオリバーさん‥
日本に戻って来てからは‥誰も乗せて無いじゃない私!?



「はぁ‥
別の意味で不安になって来たよ‥‥」


休みの時にでも、紀永でも遠藤さんでも良いから、しっかり運転を習おうかな?


2人共に運転が上手いし、車に拘らないで乗るし‥‥



「・・・だから・・・」


どうしてこう考えが余計な方向に‥‥って、考えなくても分かる、暁さんの事を考えたく無い為。


男性が怖い私としては、暁さんと‥なんて考える事すら出来ないからだと思う。



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