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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第17章 1本の電話ー悩みの相談ー
『も‥モテない訳じゃ無いぞ?
プライベートにそんな暇が無かっただけで、任務中だったらかなりアルって!!』
「・・ぷっ‥凄い言い訳に聞こえるんだけど‥
・・・じゃ‥どうやって断ったの?」
『・・・
美紀さん‥告白されたんか??』
「・・うんまあ・・
断るタイミングを見失って‥
ほら、社内では彼氏は居ないで通しているから、諦めて貰えてなそうな感じ‥‥」
あれは絶対に諦めていないよね、それくらいは私にだって分かる‥
ただ、どうしたら諦めてくれるのか、それが分からない。
『彼氏が居ないで通しているんだったら、彼氏という言い分は通用しないか‥
いっそのこと、全部嫌いと言ってみたらどうだ?』
「それが出来たら楽なんだけど、同じ外部プログラム部で席は隣‥
それで言っちゃったらね、また険悪ムードを作っちゃいそう」
高橋さんとか、五十嵐さんの格好の餌食‥
この話題で餌食になるのは、幾ら私だって嫌だよ。
『・・・
やっぱりさ、米国に戻って来ない美紀さん?』
「行きません!
本気で相談してるのに、どうしてちゃかすのよオリバーさん!!」
『わりぃ‥‥
最後の手段は、完全に無視をする‥これに限る』