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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第17章 1本の電話ー悩みの相談ー
"プルプル‥‥プルプル‥‥"
スマホ・・・
そう言えば、ポケットに突っ込んで部屋を出たんだった・・
取り出して相手を確認したら、すぐ出る気になったよ‥
今一番話したい人だったから。
「・・・もしもし・・・」
『美紀さん??』
「やっぱりオリバーさんだ‥
良かった、少し愚痴りたくて‥‥」
相手はオリバーさん‥
向こうにすれば、朝早く掛けてくれたみたい。
『何かあったんか?
凄く落ち込んでる声だぞぉ??』
「うん‥‥1日で色々あり過ぎたかな?
・・・オリバーさんって、告白された事がある?」
『は・・・
告白ぅー!?』
「どうしてそこまで驚くのよ?
オリバーさんの年だったら、アリかなって思った」
『俺なぁ‥‥
無い‥とは言い切れないが、仕事の内であって、プライベートは‥‥無いんだなぁこれが‥‥』
「あらら、無いんだ‥‥」
なんか意外‥
オリバーさんってモテそうなのに、プライベートは無いって言われるとは思わなかったよ。