この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第19章 データー流出!?
「可能性か‥
倉原君は、どれくらいの可能性があると思う?
ああ此処では、早乙女取締役と言った方が良いのか‥‥」
「誰も居ませんから倉原で良いです部長、逆に取締役なんて呼ばれたら私の方が困ります‥
・・可能性で言えば‥私の考えでは半々か、それ以上だとは思っています」
「5割以上‥
疑われて当たり前か高橋だったら、色々と衝突していた‥倉原君の事も含めて‥‥」
私以外にも居たんだ‥
そうだよね、いきなりああはならないもの。
「私の事は私の意志です‥
鉾先が私に向いている内は、他に目がいかないんじゃないか?
そんな思いで放置していたんですが‥‥」
「確信犯だったのか?」
「はい、会長も知っている事です‥
偶々此処に居た時に、高橋さんとやり合ってバレました」
「やっぱりバレていたのかあれ‥
しかし此処に居たから?」
「えーと‥
システム上の守秘義務で良いですか部長?」
「守秘義務‥
ホストサーバーに何かあるのか、それは話せないな‥
ホストは会長権限、俺達に知らされる事は無い」
「すみません‥
試験的も含め、プライバシーやシステム問題もありますから、例え社長や部長だったとしても簡単には話せられないんです」