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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第19章 データー流出!?



「可能性か‥
倉原君は、どれくらいの可能性があると思う?
ああ此処では、早乙女取締役と言った方が良いのか‥‥」


「誰も居ませんから倉原で良いです部長、逆に取締役なんて呼ばれたら私の方が困ります‥
・・可能性で言えば‥私の考えでは半々か、それ以上だとは思っています」


「5割以上‥
疑われて当たり前か高橋だったら、色々と衝突していた‥倉原君の事も含めて‥‥」


私以外にも居たんだ‥
そうだよね、いきなりああはならないもの。



「私の事は私の意志です‥
鉾先が私に向いている内は、他に目がいかないんじゃないか?
そんな思いで放置していたんですが‥‥」


「確信犯だったのか?」


「はい、会長も知っている事です‥
偶々此処に居た時に、高橋さんとやり合ってバレました」


「やっぱりバレていたのかあれ‥
しかし此処に居たから?」


「えーと‥
システム上の守秘義務で良いですか部長?」


「守秘義務‥
ホストサーバーに何かあるのか、それは話せないな‥
ホストは会長権限、俺達に知らされる事は無い」


「すみません‥
試験的も含め、プライバシーやシステム問題もありますから、例え社長や部長だったとしても簡単には話せられないんです」



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