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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第19章 データー流出!?
「その高橋涼太の個人データーにハッキングして見る‥
上手くいけば、スマホ辺りで当たりが出る筈‥‥」
「ハッキングって‥」
「多少は目を瞑って欲しいね?」
また紀永お得意の‥
紀永の場合、プログラマーと同時に優秀なハッカーでもあるのよ、ただし表立っては言えないよ‥違法なんだから。
また席を変わり、紀永が社内にある高橋さんの個人情報から、連絡先をチョイス‥
此処から追う気なんだ。
「美紀はホストから、他にないか検索を‥」
「分かった‥」
私はサブデスクに移り、さっきの続きから‥
ホストの内部不正アクセスプログラムから、停止している端末使用を解除し、堀之内部長の端末だけに的を絞る。
『私だったら‥どちらもかな?』
あの頃の紀永が言った言葉通りに作ったプログラム‥
即特定しながらも、同時にクラスター社全端末を調べる仕組み。
私渾身の力作‥
それの初お披露目が、これになるなんて思ってもいなかった、まだ試験導入だったから。
(アクセスされたのは、外敵セキュリティー‥
つまり侵入検知システム部分‥はっきり言って今紀永がやっている事だけど‥‥)
これを言っちゃうと、私も紀永もバツが悪いでしょう・・