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第19章 データー流出！？

美紀にシステムチェックを任せ、私の方は高橋涼太個人の方‥
社に登録されている電話番号から、アドレスを習得‥今時はこういう情報は筒抜け。


とりあえずは、そのアドレスにメール送信‥
勿論仕込み入りだが・・



「抜いたデーターの完全特定終わったよ‥
管理サーバー部分の侵入関係、嫌な場所‥‥」


「社にハッキングでもする気かね？
管理サーバーセキュリティーだけと思っていたら甘いのだが、まあ知っているのは少数だが‥」


「ホストのセキュリティーシステムの方が強力だものね」


「美紀のも含めて‥」


現行の管理サーバーにある、内部用のセキュリティーは、美紀の作ったプログラムに遥かに劣る‥


発見までの時間も、索敵能力も美紀の物が数倍早く検知する仕組みであり、本当にまさかの為の試験導入だったのだが、いち早く検知し転送して来た。


勿論現行システムも起動しているが、発見特定には至っていない‥
如何に美紀のプログラムが高度なのか、此処でハッキリ分かってしまう。