この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第19章 データー流出!?
「っ!
開いた!!」
流したウイルスに反応!
此処からは時間勝負!!
呑気に話していたのを、端末に全集中力を回し、素早く高橋涼太のスマホの中を確認していく。
全アプリケーションから、メールをチェック‥
かなりの数のメールを残していて、その中でも気になるのは‥‥‥
「・・・・・
あった‥これが取引相手、受け渡しは‥今日‥そこまで遠い場所では無さそう‥‥」
指定場所をマップ検索‥
場所は早乙女邸から30分も掛からない距離。
「紀永、GPS発信出来ない?」
「こちらの端末にかい?
不可能では無いよ」
「私のタブレットに転送出来る?」
「あ‥ああ・・」
美紀は何を考えた?
多少雲行きが怪しいと思いながらも、高橋涼太のスマホのGPS信号の習得と転送‥
これで随時追える、後は手を引いた方が良いだろう。
「回したよ‥
どうするつもりだい美紀?」
「勿論追い掛けるでしょう!
私の車‥は、メンテナンス中だった、紀永の車を借りるから!!」
「美紀!?」
いきなり執務室を飛び出した美紀!
GPSを追って行く気か!?