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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第19章 データー流出!?
「ハッキングって言ってた割には呑気だね紀永?」
「今回は割と正攻法だから、ウイルス入りのメールを飛ばしただけ‥
開けばこちらから端末操作出来るが、開かなかったら次の手を考えるよ」
「なるほど、だから開くまで呑気」
「待っても15分くらいかね?
それでメールを開かなかったら、少々強引な事をする事になるかな?」
「紀永の強引が一番怖い気がする‥
こっちはコピーした部分は完全把握したから、最悪でも作り替える事も出来る用意は万全」
「そこでストップで良い、後はこの男の行動次第‥
素直にメールを開いてくれないかね?」
「それって願望半分‥
とりあえず、予備のセキュリティーを入れる準備は出来たから、私は此処まで‥‥」
流石、この短時間で差し替えのプログラムの準備までしてしまうとは‥
私は攻める方、美紀は守る方が得意範囲、これもお互い得意が微妙に分かれている。
元々、セキュリティー系のプログラム基礎を渡したのだから、美紀がそちらに強いのは当たり前の話‥
それをトコトン追い詰めたのが、今の美紀なのだから。