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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第21章 私なりの紀永と早乙女会長の差



「はぁ‥‥きえ‥‥い‥‥‥」


「おっと!
美紀!?」


あ‥‥
身体に力が入らない‥
ぐらりとバランスを崩して、紀永に抱き止められたけど‥‥その少し上がった体温が心地良くて、意識が朦朧と‥‥す‥‥‥る‥‥‥‥‥






「無茶をするね・・・」


受け止めた途端、美紀は気を失ってしまった‥
疲労に、少し激し過ぎたセックスで、緊張の糸が切れたのだろう・・



「このまま‥‥という訳にはいかないか‥」


美紀を抱き上げ、一度ベッドへ‥
そこで明日の朝、大声を上げられそうだと思いながらも、美紀の服を全て脱がせてしまった。



「こんな時に正式な格好とは‥‥」


ほぼ誰も来ない私室なのを良い事に、私の方も服を全て脱ぎ捨て、また美紀を抱き上げ向かうはバスルーム・・



(シャワーの方が良いかな?)


お湯を出し、周りを温めてから美紀を横抱きのまま、シャワーブースの床に膝を付ける。



「流石に髪は‥‥無理だね?」


この体勢で美紀の長い髪を洗い流すのは少々‥
致し方なしと身体だけ手早く荒い、私の方も簡単に済ませる事に。


これはこれで楽しいと、美紀に言えば反撃が来そうだ。



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