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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第23章 一難去ってまた一難ー衝撃本社内!
(こういうタイミングって難しい‥)
ついでに言えば、男性を振った経験が無い私、どう暁さんに言えば良いのか本当は困ってる。
男性経験は多少あっても、恋愛経験は1人という私の泣き所だよこれ‥
こんな告白なんてされた事が無いから、どうやって断っていいのかもさっぱり??
あっ、遠藤さんとオリバーさんは別だからね‥‥というより別でしょうあれは、私はそう思っているんだけど。
(年末からずっとバタバタで、忘れていた訳じゃないけど棚上げにはなっていたよね?)
紀永からの教え、サーバーダウン、高橋さんと立て続けに起き、優先度はこれらが高いから、そちらにばかり目がいってしまい、漸く収集が付いた‥‥そう思ったら暁さんという問題が残っていたっていう感じ。
「ああ、倉原君丁度良かった」
「堀之内部長??」
自分のマグカップにコーヒーを淹れていれば、堀之内部長と鉢合わせ‥
そして私に用があり??
「急な受注が来て、倉原君に回そうと思っていたところだった」
「急ぎですか?」
「極力早めに、それが先方からの話らしい‥
そんな理由で倉原君が適任だと思ったんだが‥‥残業OKだそうだ」
「そんなに急いでいるんですか‥
分かりました、なんとかしてみます」
今じゃ打ち込みの速さと、プログラム構築の速さは、システム課でも有名話‥
そんなに目立つつもりじゃ無かったんだけど、いつの間にかそうなっていた。