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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第23章 一難去ってまた一難ー衝撃本社内!
「うーん‥‥‥」
資料をもう一度読み直しながら、細かな書き込み中‥
ギリギリまで詰めないと容量オーバー、だけど私だって意地はあるもの、クオリティは高く保ってあげるわよ!
その為にも、始める前の事前準備はしっかりと!
指定された項目に、真っ黒になりそうなほど書き込みを入れてる‥‥何処まで質を上げるかって。
(本来だったら、此処まで悩まないんだけど‥‥‥はぁ‥‥‥)
倉原美紀で出来る範囲、この折り合いが問題なのよね毎回‥
早乙女美紀‥‥つまりLittle Witchだったら、こんなに悩まないよ、基本に手を加える事が出来るから。
(基本で新しくプログラムを作っても圧縮軽量は適応されるから‥‥‥)
プログラマーって、毎日こんな事を考える仕事‥
自分の中の能力、それが全てだもん。
仮だけど、上手く折り合いが付いたのは、資料を渡されて何時間後の話だろう?
この会社は前にもクラスター社に受注歴があり、前はどんなのを渡したのか知りたい。
「・・・嘘ぉ・・・
まだ記録が紙媒体の頃なの!?」
調べて見たら、受注歴は相当前の話で、今のサーバー記録では無く、整理はしているけど資料室にある‥‥そう表示が出た。