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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第24章 秘書・倉原美紀!?
凄く怪しまれている感じ‥
遠藤さん自身が話していないとなると、話せる人は限られる‥
この人は知っているの、あの別荘は元々先代会長の持ち物だったと??
「・・・・・
カードで構いませんか?」
「カード払いOKだよ、というより殆どの客がカード払いだけど‥」
「そうですよね高いですし‥‥」
初めから高いと分かっていたから、足りるくらいの所持金はあるけれど、私は試す為に敢えてカード払いと言った‥
この人が何処まで知っているのか、それを知りたくて。
(ラッピングも綺麗‥‥)
同じくらいの小さな透明のケースに入れ、それを更に箱に入れて、趣味の良い包装紙で包み小さなリボンまで付けてくれた。
「どうぞ」
「ではこれでお願いします」
渡したのは、紀永が使っていたのと同じブラックカード、勿論早乙女美紀の名で紀永が作ったやつ‥
私だって使ったのは初めて、だって‥‥ね、早乙女のお嬢様が簡単には買い物なんて行かないでしょう?
「・・なるほど、良く知っているのはお嬢様だった訳か‥
そりゃ知っている訳だ」
「貴方も‥‥遠藤さんが外で話す事は殆ど無いのに、貴方は私の名前を見ただけで気付いた」