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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第24章 秘書・倉原美紀!?
「オリバーさんは覚えてる?
ホワイトハウスで外交の時に、クラスター社のドバイ支部長って人に当たっちゃった事」
『・・・
あーあったあった、ミスって却下出来なかったやつ‥
でも今更それ?』
「うん、あの後ドバイ支部長は交代になったんだけど、まだ手を出しているみたいなの元支部長が‥‥」
『それで??』
「元支部長谷村友和が、未だどの程度ドバイで力があるか調べて欲しい‥
社内は私が調べるから」
私よりオリバーさんの方が探る能力は高い、そしてドバイだったら米国も手を出しているから、それなりの情報を持ってるし、今動けない私よりもとオリバーさんに頼んで見る事にしたの。
『ドバイなぁ‥‥
あまり良い話は聞かない、最近じゃ各国の思惑の上にシンジケートもチラホラと顔を覗かせているとか‥‥
その谷村が裏と繋がっていない事を祈るばかりだ』
「また祈るだけ!?」
『いやいや、ちゃんと調べるって‥
信用無いなぁ俺‥‥』
「くすっ‥
信用してるよオリバーさん‥
ヤバい事になる前に証拠を掴みたいの、私の杞憂だったら良いけど、もしまだ何かしているんだったらクラスター社として不味い事になってしまう‥‥それは嫌だよ」
『分かった、最優先で調べるから安心して美紀さん?』
「うんお願い‥‥」
大丈夫、オリバーさんだったら確実‥
そう信じて、私からスマホの電源を落とした・・・