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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第28章 終章ー何事も普通が一番
「でもさ、女性社員にはめちゃモテらしい、何時もさわいでるんだよ‥‥
えっと‥‥白人のデカいので抱かれてみたいとか何とか‥‥」
「結城さん‥‥それ、はっきり言う?
一応私も女性なんだけど‥‥‥」
「い‥‥いやっ!
意味違うって!!
それに話も直接聞いた訳じゃ無くて、偶々通り掛かったら聞こえたというか‥‥
やっぱりさ、倉ちゃんもオリバーさんみたいなのが好き??」
慌てる結城さんも面白いけど、私にそれを振られても少し困る‥
本当の事は言えないし、どう言えば良いんだろう??
「・・・
私は‥‥留学で白人って見ていたから、そこまで気にならないんだけど‥
それに軽い人ってあまり好きじゃ無いの」
ごめんオリバーさん!
心の中では平謝り、だって違うって知っているから、オリバーさんはそんな人じゃ無いって知っているから、ちょっと罪悪感。
「軽いって言われたら確かに軽い‥
声を掛けられた女性社員全員に気楽に対応してるもんなあ、でも軽い人は好きじゃ無いって、倉ちゃんってどんなタイプが好みな訳??」
「私?
‥‥‥大切に包んでくれて、私しか目に入らない人‥‥かな?」
「望み高っ!!」
「そうかな?
大きい事は望んでいない、ただ私だけ見てくれればそれで良い‥
高望みなのこれ??」