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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第6章 遠藤との噂と心配の夜
高橋さんの直接攻撃が無くなった‥
それはそれで少し不安、攻撃はして来ないけど、話す事も殆ど無い。
黒崎さんと櫻井さんに関しては、本当に会わないように、気を付けてはいるよ‥
でも秘書って、何時何処を歩いているか分からないから、最低限の注意は必要。
そんな緊張感の中、入社1ヶ月も過ぎ、仕事的な方は結構順調‥
やっぱり、普段の私に戻したのが、一番大きかったみたい。
「倉原さん、お茶要らない?」
「あっ、お茶なら自分で取りに行くから、気にしないで‥」
私のパーティションを覗き込んでるのは、あの五十嵐さんと同じ、サポートスタッフの神紫苑(しおん)さん。
紫苑さんとは、かなり仲良くなった‥
こうしてよく覗きに来てくれるし、社内社外色んな話もしてくれる。
最近はお昼の社食も紫苑さんと一緒が多く、昼休みはかなり楽しい。
「倉原さん、お昼お昼ー」
「ああ‥待って、ロックしてから‥‥」
速攻で端末ロックを掛けて、今日も昼休みの社食争奪戦にGO!
余談だけど‥昼休みの時間差、紀永本気で検討してるみたい‥
今どの程度バラけるかリサーチ中、本格採用はまだ先の話になるけどね。
「やった、特別定食まだ残ってる」
「本当?
紫苑さん、今日は美味しいの食べれそう‥」
限定メニュー特別定食‥
ゆーさんのレシピのやつ、流石に1日でも数限定で、なかなか当たらないので有名らしい、早い者勝ちだから。
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