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イタズラな満月(フルムーン)
第12章 special moon2…星空の記憶
「あ!ユト君も元気そう!」
「おまけみたいに言うな…ッ…て、悪い!退いて…」
「何々?」
「クラマ、後頼む」
そう言うと集まりだした女の子を押し退けて、ユトは気持ちの赴くままに足を進めた。その行く先を見たクラマは小さく笑っていた。
「ユト君どうしたのかな…」
「さぁ、トイレじゃねぇかな?」
そう言いながらも既に人混みに紛れたユトの行き先をしっかりと解っていたクラマは笑いながら女の子たちと話をしていた。
その頃のユトは、一直線にピンクベージュのドレスに身を包んだジュノの元に向かっていた。
「すみません、通してください…」
そうして目の前まで来ると、手首を掴んでその場から連れ去るようにジュノを会場から連れ出した。
「あの…ぇ?」
「…ッ」
「おまけみたいに言うな…ッ…て、悪い!退いて…」
「何々?」
「クラマ、後頼む」
そう言うと集まりだした女の子を押し退けて、ユトは気持ちの赴くままに足を進めた。その行く先を見たクラマは小さく笑っていた。
「ユト君どうしたのかな…」
「さぁ、トイレじゃねぇかな?」
そう言いながらも既に人混みに紛れたユトの行き先をしっかりと解っていたクラマは笑いながら女の子たちと話をしていた。
その頃のユトは、一直線にピンクベージュのドレスに身を包んだジュノの元に向かっていた。
「すみません、通してください…」
そうして目の前まで来ると、手首を掴んでその場から連れ去るようにジュノを会場から連れ出した。
「あの…ぇ?」
「…ッ」