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イタズラな満月(フルムーン)
第18章 special moon…右にあなたを、左に君を。
「あぁ。ジェーナと私、ユトと、アリスさん。それぞれ違う禁忌の形で、うまくいくのか、前例がないからこそエスパシオ達は自分の手を汚さずして、結果を見つけたいなって。そんな事だろう?」
「相変わらず身勝手だな。」
「仕方ないよ。ジェーナも一旦世界に戻っているし。」
そう聞かされた雅と悠人。顔を見合わせたまま、にこりと笑った。
「身勝手だって良い…こうして出会えたんだから。」
「そうだね。」
そう話しながらも、ヌエバ達は、その部屋を後にした。それから、最後のチェックも済ませと、式場に向かうことになる。
まばゆい光…
白く、浄化された景色…
視線の先には愛しい人がいる。
出逢ってそれほど長い時間を過ごしたわけでもないのに…
長く、遠いいつからか知っていたような。そんな相手に巡り会えた。
奇跡という名の糸に引き寄せられた2人。
これからどんな未来が待っているのだろうか…今はまだ未知なる世界も越えていける。
そして…
2人の小さな奇跡が生まれるのはもう少し先のお話……
.
「相変わらず身勝手だな。」
「仕方ないよ。ジェーナも一旦世界に戻っているし。」
そう聞かされた雅と悠人。顔を見合わせたまま、にこりと笑った。
「身勝手だって良い…こうして出会えたんだから。」
「そうだね。」
そう話しながらも、ヌエバ達は、その部屋を後にした。それから、最後のチェックも済ませと、式場に向かうことになる。
まばゆい光…
白く、浄化された景色…
視線の先には愛しい人がいる。
出逢ってそれほど長い時間を過ごしたわけでもないのに…
長く、遠いいつからか知っていたような。そんな相手に巡り会えた。
奇跡という名の糸に引き寄せられた2人。
これからどんな未来が待っているのだろうか…今はまだ未知なる世界も越えていける。
そして…
2人の小さな奇跡が生まれるのはもう少し先のお話……
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