この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イタズラな満月(フルムーン)
第17章 last moon…優しき輪廻
それから雅が目を覚ましたのは、日付をまたいで2~3時間たった頃だった。
「ン…ッユト…?」
しかしそこにはもうユトの姿もなく返事が返ってくるわけもなかった。
「…えっと…ユト…!?」
胸騒ぎがした雅。慌てて階段を駆け下りると、ジェーナの部屋に向かおうとしていた。
「ジェーナ!…ジェーッ…!」
その時だった。テーブルの上にある一通の封筒が目に入った。
宛名は雅になっているものの、見慣れない字だった。
「誰だろう…」
そっとその封筒を手にして、裏返した途端に、ドクンと胸が高鳴った。
そこには【yuto】とかかれていたのだ。
ジェーナを呼びに行くのを忘れ、雅はその場ですぐに封筒の封を切った。
「…なん…で?」
そこには【雅へ】と書き始まる手紙があった。
「ン…ッユト…?」
しかしそこにはもうユトの姿もなく返事が返ってくるわけもなかった。
「…えっと…ユト…!?」
胸騒ぎがした雅。慌てて階段を駆け下りると、ジェーナの部屋に向かおうとしていた。
「ジェーナ!…ジェーッ…!」
その時だった。テーブルの上にある一通の封筒が目に入った。
宛名は雅になっているものの、見慣れない字だった。
「誰だろう…」
そっとその封筒を手にして、裏返した途端に、ドクンと胸が高鳴った。
そこには【yuto】とかかれていたのだ。
ジェーナを呼びに行くのを忘れ、雅はその場ですぐに封筒の封を切った。
「…なん…で?」
そこには【雅へ】と書き始まる手紙があった。