この作品は18歳未満閲覧禁止です
哀しい唄
第1章 ママの変化
ママについた病名は…
「若年性認知症ですね。まだ、比較的初期のようですが…」
私には、よくわからなかった…
だが…
パシーーンッ…
「お前のせいだ!お前が、あんな事を頼まなかったら…」
パシーーンッ…
「やめて。ごめんなさい。」
パシンッ…
「叩かないで。お父さん、ごめんなさい!」
「うるさいっ!!」
ガラッ…
「あらあら。どうしたの?」
「早百合!!お前、起きてていいのか?」
ママが、海くんという人形を抱いて、リビングに入ってきた。