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第1章 春

父親は、帰らなかった。。。

いつものことだ。。。

どうせ、どこかで違う女を抱いているんだろう。。。

母も、感度が良くないんだろうか。。。？

だとしたら、遺伝？

感度が良くない女は、抱いてもらえないんだろうか？

陸の家で見た詩織は、気持ちよさそうだった

ぐちゃぐちゃと水音が聞こえた

自分のおっぱいに、手を、這わせてみる

優しく包み、蓮にされたのを思い出して、乳首を擦りながら、もう一方の手を、クリトリスに這わせていく


あ あん


少しずつ、濡れてくる

この後をどうしたらいいか、わからない

詩織は、気持ちよすぎてイクと、言っていた

イクと、どうなるんだろう？

あまり感じなくなり、眠ることにする

いつか、蓮さまに、抱いてほしい。。。

でも、彼女いるんだっけ？

キスも、好きな人しかしないから？って言ってたし。。。


今日は、いろいろあったな。。。

父親は、詩織がまだ忘れられないって本当だろうか？

あの父親が、一人の女に固執するとは思えない

飽きっぽいのだ。。。

今までも何人もの女が、家に乗り込んできた

そういう母も、違う男に慰めてもらっているのを見たことがある


どちらも、大差はない。。。

夫婦でいる必要があるのだろうか？


橘の家で見た光景と違いすぎる。。。


父親が、友達の母親に手を出したりしたせいで、今まで友達と呼べる友達はいなかった

友達の家に行くのも、何年ぶりだったかわからない

でも、仲が良さそうな家族が羨ましかった


はあっ。。。


ため息が漏れる。。。


蓮さまは、今頃、彼女といるのかな。。。？

手をつないで、歩いて、抱きしめあう


いつしか、妄想の中の彼女は、自分になっている


優しく笑いかけてくれる

蓮の瞳には、私がいる


綺麗な顔が近づいて、キスしてくる


好きだよ？


私も好き。。。


体が熱くなる。。。



妄想するのが止まらなくなり、夢の世界に堕ちていく


...