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好きになった人
第4章 冬
甘く優しくキスしてくる
心が苦しい。。。
壊れるくらい、責めてくれたら楽になれるのに。。。
誠は許してくれない
私の心をえぐるように、優しく甘いキスをして、甘い言葉を囁いてくる
愛してるけど、罪を犯した私は応えられない。。。
謝ることも許してくれない。。。
声が出ないように、自分の手を噛んでいく
体中に、誠がキスしてくる
直樹がつけた痕を噛みついてくる
どうして、わかったんだろう。。。
意識がなくなりそうになる
ふと、暗い中で、見つけてしまう。。。
まこちゃん。。。
何?
ココ。。。
ん?
口紅ついてる。。。
誰の。。。?
ああ。。。ついてる?
無理矢理つけたな、アイツ。。。
意識が遠退いていく
だれ。。。?
お前が、聞く?
っ。。。
意識が遠退いていく中で、声が聞こえる
詩織のバカ。。。
自分だけ、楽になるなよ。。。
こんな、何でもない口紅に嫉妬するくせに。。。
ちゃんと、明日聞くからな?
ギュッと抱きしめられていく
この腕の中は安心する。。。
ずっと守られてるみたい。。。
目が覚めると、誠はいなかった
電話が鳴り、電話に出る
起きた?
うん。。。どこ?
ごめん。。。
ゴルフなんだけど、抜けて昼には帰るから。。。
家にいろ。。。
うん。。。わかった。。。
ランチに行こう?
昨日から食べてないだろ?
ちゃんと、約束守るから。。。
待ってて。。。
わかった。。。
電話を切る
鏡を見ると、体中に青い痣ができている
血がにじんでいる
手を見ると、自分で噛んだ痕がある
自分で自分を抱きしめてあげる
大丈夫よ。。。
大丈夫。。。
っ。。。
最期の約束すら守れないなんて。。。
もう、抱きしめてもらえないのに。。。
誠についていた口紅は、誰のだろう。。。
ゆり?だろうか。。。
家の中には、私以外の気配はない。。。
声をあげて泣いていく
っ。。。
直樹。。。抱きしめてほしいよ。。。
自分を抱きしめてあげる
そのまま、泣き疲れて寝てしまう
このまま、寝ていたい。。。
起きたくない。。。
心が苦しい。。。
壊れるくらい、責めてくれたら楽になれるのに。。。
誠は許してくれない
私の心をえぐるように、優しく甘いキスをして、甘い言葉を囁いてくる
愛してるけど、罪を犯した私は応えられない。。。
謝ることも許してくれない。。。
声が出ないように、自分の手を噛んでいく
体中に、誠がキスしてくる
直樹がつけた痕を噛みついてくる
どうして、わかったんだろう。。。
意識がなくなりそうになる
ふと、暗い中で、見つけてしまう。。。
まこちゃん。。。
何?
ココ。。。
ん?
口紅ついてる。。。
誰の。。。?
ああ。。。ついてる?
無理矢理つけたな、アイツ。。。
意識が遠退いていく
だれ。。。?
お前が、聞く?
っ。。。
意識が遠退いていく中で、声が聞こえる
詩織のバカ。。。
自分だけ、楽になるなよ。。。
こんな、何でもない口紅に嫉妬するくせに。。。
ちゃんと、明日聞くからな?
ギュッと抱きしめられていく
この腕の中は安心する。。。
ずっと守られてるみたい。。。
目が覚めると、誠はいなかった
電話が鳴り、電話に出る
起きた?
うん。。。どこ?
ごめん。。。
ゴルフなんだけど、抜けて昼には帰るから。。。
家にいろ。。。
うん。。。わかった。。。
ランチに行こう?
昨日から食べてないだろ?
ちゃんと、約束守るから。。。
待ってて。。。
わかった。。。
電話を切る
鏡を見ると、体中に青い痣ができている
血がにじんでいる
手を見ると、自分で噛んだ痕がある
自分で自分を抱きしめてあげる
大丈夫よ。。。
大丈夫。。。
っ。。。
最期の約束すら守れないなんて。。。
もう、抱きしめてもらえないのに。。。
誠についていた口紅は、誰のだろう。。。
ゆり?だろうか。。。
家の中には、私以外の気配はない。。。
声をあげて泣いていく
っ。。。
直樹。。。抱きしめてほしいよ。。。
自分を抱きしめてあげる
そのまま、泣き疲れて寝てしまう
このまま、寝ていたい。。。
起きたくない。。。