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好きになった人
第4章 冬
詩織、起きて?
体が揺れている
目を開けると、キスしてくる
泣いてた?
涙を拭いながら、頭を撫でてくれる
わからない。。。
無理に笑いながら、起き上がると裸の私の体が見える
私の体を見て、抱きしめてくる
っ。。。ごめん。。。
どうしたの?
こんなに、傷つけるつもりはなかったんだ。。。
痛い?
大丈夫よ。。。
青い痣に、優しくキスしていく
私の手を見て、泣きそうな声が聞こえる
何で、こんなに噛んだ?
だって。。。
声が聞こえちゃうから。。。
噛んで、声を消したの。。。
笑いながら答えると、涙が流れていくのが見える
何で?泣くの。。。?
っ。。。ごめん。。。
傷つけるつもりはなかった。。。
この人は、どうして、私を責めてこないのだろう。。。
誠の涙を舐めていく
泣かないで。。。?
詩織。。。?
もっと、私を責めたらいいのに。。。?
キスしながら、話してくる
出来ないよ。。。
責めたら、詩織はアイツの所に行ってしまうだろ?
離したくないから、ズルいんだよ、俺は。。。
ギュッと抱きしめられていく
誠が別れてって言うまでは、傍にいるよ。。。?
もう、本当に終わりにしたの。。。
逢うことはあるだろうけど、ふれることはもうない。。。
陸の話も、ちゃんとするって約束したの。。。
もう、どんなに、寂しくても、抱きしめてもらえない。。。
っ。。。俺じゃなくて、抱きしめてほしいのはアイツなの?
誠が寂しくさせるのを埋めてたの。。。
ズルいのよ、私。。。
寂しくさせてる?
うん。。。寂しいよ。。。
何で。。。?
傍にいるだろ?
いないよ。。。
いて欲しい時は、いつもいない。。。
ごめん。。。
ちゃんと居るから。。。言って?
言えないよ。。。
仕事だし、忙しければ仕方ない
でも、口紅つけて帰ってきたり、甘い匂いがするのはイヤ。。。
仕事なんて、嘘だってわかると苦しくて寂しくて、誰かに、埋めて欲しくなる。。。
誠を見る
心を裸にしていくみたいに感じる
体が揺れている
目を開けると、キスしてくる
泣いてた?
涙を拭いながら、頭を撫でてくれる
わからない。。。
無理に笑いながら、起き上がると裸の私の体が見える
私の体を見て、抱きしめてくる
っ。。。ごめん。。。
どうしたの?
こんなに、傷つけるつもりはなかったんだ。。。
痛い?
大丈夫よ。。。
青い痣に、優しくキスしていく
私の手を見て、泣きそうな声が聞こえる
何で、こんなに噛んだ?
だって。。。
声が聞こえちゃうから。。。
噛んで、声を消したの。。。
笑いながら答えると、涙が流れていくのが見える
何で?泣くの。。。?
っ。。。ごめん。。。
傷つけるつもりはなかった。。。
この人は、どうして、私を責めてこないのだろう。。。
誠の涙を舐めていく
泣かないで。。。?
詩織。。。?
もっと、私を責めたらいいのに。。。?
キスしながら、話してくる
出来ないよ。。。
責めたら、詩織はアイツの所に行ってしまうだろ?
離したくないから、ズルいんだよ、俺は。。。
ギュッと抱きしめられていく
誠が別れてって言うまでは、傍にいるよ。。。?
もう、本当に終わりにしたの。。。
逢うことはあるだろうけど、ふれることはもうない。。。
陸の話も、ちゃんとするって約束したの。。。
もう、どんなに、寂しくても、抱きしめてもらえない。。。
っ。。。俺じゃなくて、抱きしめてほしいのはアイツなの?
誠が寂しくさせるのを埋めてたの。。。
ズルいのよ、私。。。
寂しくさせてる?
うん。。。寂しいよ。。。
何で。。。?
傍にいるだろ?
いないよ。。。
いて欲しい時は、いつもいない。。。
ごめん。。。
ちゃんと居るから。。。言って?
言えないよ。。。
仕事だし、忙しければ仕方ない
でも、口紅つけて帰ってきたり、甘い匂いがするのはイヤ。。。
仕事なんて、嘘だってわかると苦しくて寂しくて、誰かに、埋めて欲しくなる。。。
誠を見る
心を裸にしていくみたいに感じる