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好きになった人
第5章 春ー2
陸に?

会いに行って、確かめにか?


うん。。。


塾、教えたの?


ううん。。。陸に電話するって。。。

あの女。。。ゆりさんも、帰ってないみたい。。。

誠に知らないか聞いたよね?

茉莉ちゃんがいない時までいないなんて。。。

どこに行ったか、知らないの?


誠を見ると瞳が揺れている


知ってるんだ?

私には、言えないよね。。。


言えないって言うより、もしかしたら くらいしか、わからないからな。。。

聞いてみるよ。。。


誠が電話していく


もしもし?

ああ。。。ゆり、一緒に、いる?


あの女じゃないどこかに電話している


誰。。。?


聞かれたくないのか、曖昧な言葉で話している


旦那に電話するように、伝えて?

じゃあ。。。


茉莉ちゃんのことは、伝えたから。。。?


私に近づいてくる


誰に電話してたの?


詩織は、知らなくていいよ。。。


ふわっと抱きしめてくる


陸を迎えに行くか。。。?


誠。。。電話鳴ってる。。。


知ってる。。。

今は詩織と話してる


陸は大丈夫よ。。。

信じてるから

帰ってくるわ。。。

茉莉ちゃんと一緒じゃないだろうし。。。


ギュッと抱きついていく


一緒に待っていてほしい。。。

あの女に、逢いに行かないで。。。?

誠、逢いに行こうとしてる。。。


逢いに行かないから。。。

一緒に待っていよう。。。


優しくキスしてくれる

不安な気持ちが、薄らいでいく

優しくキスしていたのが、少しずつ激しくなり、舌が入ってくる


んんっ。。。っ。。。


指が首筋をなぞる。。。

そのまま、おっぱいをなぞりながら、下に向かっていく

久しぶりの感覚が、体中に襲う

怖くはない。。。

優しい腕の中は、安心している

指が、脚をなぞりながら、下着に近づいてくる


ぁあっ。。。っ。。。


唇と指が離れて、私の両手を繋いで見てくる


どうしたい?


っ。。。


誠を見ると瞳が揺れている

両手を繋いだまま、耳を舐めながら囁いてくる


好きだよ。。。

愛してる。。。


体中に襲う熱い感覚が、頭をクラクラさせる

さわって欲しいのに、言えなくて。。。

声だけ漏れてしまう


ぁあっ。。。んんっ。。。っ。。。ぁあっ







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