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好きになった人
第5章 春ー2
詩織side

仕事に行かなくなり、自分の時間をもて余していた

はじめの頃は、ママ友や以前の職場の友達とかと、ランチに行ったりしていた

みんな、働いているから、なかなか会えない。。。

たいくつだな。。。

空を見ている時間が増える

ボーッと、空を見ていると逢いたくなる。。。

いつの間にか、夕方になり、晩御飯を作っていく

17時ごろに、陸が帰ってきた

サッカーに行ってきたらしく、泥だらけだ

慌ただしく、シャワーを浴びて、晩御飯を食べる

18時には、塾に行ってしまった

あっという間に出かける陸を見送る

蓮は、バイトだから遅い

誠を待っていると、うとうとしてくる

何もしなくても、眠い。。。

ソファーで、少しだけと思い目を閉じる


詩織?風邪ひくよ?


誠の声で目が覚めると、優しくキスしてくる


ただいま?


んんっ。。。おかえりなさい。。。


起き上がり、晩御飯を温め直していく

一緒に食事して、話ながら楽しく食べていく

片付けていると、手伝ってくれる


詩織。。。


ギュッと抱きついてくる


何。。。?


一緒にお風呂に入る?


っ。。。


毎日、同じやりとりするけど、一緒にお風呂に入ることは、なかった

黙る私の髪をくしゃっとして、離れていく

時間を見ると、21時だ

電話が鳴るのが聞こえる


非通知


直樹かもしれない。。。

直感する


迷っていると、また鳴る

いつの間にか、お風呂から出た誠が携帯をとる


出たら?


イヤ。。。


俺が出るよ?


もしもし?


ドキドキする。。。

誠を見ると、携帯を渡してくる



アイツ。。。

茉莉ちゃんが帰って来ないって?


え?


陸といるんじゃないか、疑われてる。。。

ハイ?


私に携帯を渡してくる


もしもし。。。?


うん。。。

陸は塾だよ?


うん。。。

わかった。。。


電話を切る

私の頬に手を当てて見ている


茉莉ちゃんが帰って来なくて、陸といるんじゃないかって?

陸は塾だし、17時までサッカーで一緒にいたはずだから、わかるはずなのに。。。


うん、で?


電話に出ないのも、こんなことは、初めてで心配らしい

陸と一緒じゃなくても、何か知らないかって。。。

22時に塾が終わるから、会いに行くって





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