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好きになった人
第5章 春ー2
カラオケに向かいながら考えている

さて、陸と蓮に話すべきだろうか。。。

今日、リビングを覗いていた時の陸の顔を思い出すと、知らない方がいいのではないだろうか?

しかも、陸くんのことって言っていた

何だろう。。。?

詩織も、知らずに連れて来られるなんて。。。

蓮には、話すべきだろう。。。

陸に話すべきかも、相談してみよう

偶然にも、ゴールデンウィークに、ここから離れた土地で逢うなんて、やっぱり惹かれているのだろう

約束したことないって言うのも、嘘ではないだろう

惹かれ逢う二人は結ばれることはない。。。

子供がいたり、家庭があるとやはり難しいのだろう。。。

でも、その間、家族は傷ついたり、苦しんでいる

あの二人は、大人になりきれていない。。。

中身は高校生のままなんだろう。。。

カラオケに着くと、璃子が熱唱していた

陸がトイレに立った隙に、蓮に話していく

璃子も、聞き耳をたててきて、話に加わる


蓮さま?

陸に話した方がいいですか?


璃子が、私に話してくる


でも、今日の陸、泣きそうだったよ?

大丈夫かな?


だよね。。。

しかも、陸くんのことって言ってたし。。。


茉莉、俺から話すよ?

大丈夫だよ

あと、四人で行ってみない?

旅行で、何があるかを?


蓮様と一緒に???

茉莉、行こう?


璃子のテンションが上がっているのがわかる

行かない方がいいのではないだろうか?

知りたい気持ちが上回る


行く


やった

決まりだね?


陸には、帰ってから話すから?

心配しないで?


笑いかけてくる蓮と、目が合うと、緊張してくる

いろいろな気持ちが入り交じる

陸と、一緒にいられる嬉しさと、私達に更に亀裂が入るかもしれない何かを知ってしまうかもしれない不安が入り交じる


でも、どこに泊まりますか?

今からじゃ、予約とれませんよ?


そうだな。。。

知り合いとかにも聞いてみるよ

心配しないで?


ハイ。。。


タイミングよく、陸が戻り帰ることにする

璃子と、私を送り帰っていくのを見送る










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