パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第6章 夏―2

次の日、起きてから買い物に出かける

誠は、何も言わないで、たわいのない話をして笑いかけてくる

昨日、私にホテルに行こうと誘わせといて、何も言わない。。。

私から誘わせたいんだろう。。。

なかなか言えない私に、少しずつ挑発してくる

ランチを食べた後に、車で聞いてくる


誘ってこないの？


っ。。。だって。。。？


髪を撫でながら、私を見ている


待ってるんだけどな。。。？


っ。。。出来ないよ。。。


俺が嫌い？


違っ。。。う。。。


何で？


だって。。。？求めたことがないから。。。

どうしていいか、わからないよ。。。？


涙が目に溜まる


俺を求めてる。。。？


うん。。。


ギュッと手を握っていく


今まで、他の男にも求めたことないの？


っ。。。ない。。。

だから、分からないの。。。？


口にしてみたら？

どうしたいか？


優しくキスして見ている

体が熱い。。。


やっぱり、いい。。。


ふーん？

いいんだ？


髪から手が離れていく

体が熱い。。。求めているけど、セックスしても、満足できなくて、何度も欲しくなる

何度シテも、満足できないのが、怖い。。。

自分で慰めたら、満足できるのに。。。

何で？体がおかしい。。。

直樹とシテも、満足できないなんてなかった

何度イッても、満足できない。。。


誠。。。？


ん？


買い物の続きに行こうか。。。？


うん。。。


ショッピングモールに向かって行く

駐車場に車を停めて、手を掴んでくる


何で？

待ってるんだけどな？


っ。。。

だって。。。


ん？


満足できなくて、辛くなるから。。。


詩織？

満足できてないの？

クスクス笑いながら、見ている


うん。。。

自分で慰めたら、満足できるから、もういいかなあって思ったの。。。


頬をギュッとつねってくる


痛いって？


ムカつくから。。。

あんなに、イッてるくせに。。。満足できてないってなんなんだよ？


いひゃい。。。


つねっていた手が離れて髪をくしゃくしゃにしてくる


まじでムカつく。。。

ほら、ちゃんと、誘えよ？

昨日は、かわいく言えただろ？


両頬をつねってくる


いひやいっ。。。