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好きになった人
第6章 夏―2
直樹、言っていることが無茶苦茶だよ?


詩織の旦那にも、言われたよ。。。

だから、詩織と話させてもらえなくて、まいったよ。。。?


陸には、何て言うのよ?


直樹を睨むと、困った顔をしている


だから、詩織、頼むよ?


いやいや、無理っ

何言ってるの?


協力してくれるだけでいいから?


っ。。。誠に聞いてみないと、無理っ


チッ。。。

なあ、頼むよ?


腕を捕まえてくる


離してっ?


来週、1日でいいから予定を空けてくれる?

旦那も、一緒でもいいから?


離してっ?


手を振り離して睨む


聞くだけよ?

どうせ、茉莉ちゃんを陸に近づけさせるつもりでしょう?

ある程度はどうするか決めてるくせに。。。?

ズルい。。。


頭をポンポンしてくる


頼んだよ?

連絡する。。。

じゃあな?


もうっ。。。勝手だよ。。。


次の日、喫茶店のパートに行く

誠には、話せないでいた

喫茶店の仕事は、楽しく、だいぶ慣れた

毎日来るお客さんとも、仲良くなり充実していた

マスターも、優しくしてくれて居心地がよかった

13時までが15時までになり、17時まで働くようになっていた

今日も、ランチは混雑していた

ようやく、休憩に入り、個室で遅めのランチを食べる

イヤホンをつけて、音楽を聞きながら、うとうとしてしまう

壁によりかかり、目を閉じていく

少しだけ。。。

髪をさわられた気がした

唇にふれられた気がした

夢の中の私も、寝ている

ふいに、体を揺らされてイヤホンがとられた


こんな所で寝るなよ?


陸?

私、寝てた?


バイト、代わるから帰れば?


私の頬をつついて、笑ってくる


母さん、よだれ?


っ。。。まじ?やだっ。。。

忙しくて疲れてたのよ。。。

お言葉に甘えて帰るわ?

ありがとう。。。


着替えて、コーヒーを飲んでいると、電話が鳴る


誠?


もしもし?


今から、帰れる?


うん


陸は?


バイトしてるから、まだ帰れないよ?


わかった

迎えに行くから、15分後くらいに着く


どうしたの?


後でな?


うん。。。


心がざわざわする

何だろう。。。









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