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好きになった人
第6章 夏―2
でも。。。

陸は、私を好きじゃないよ?


お母さんが笑いかけてくる


好きじゃなくても、いいじゃない?

お金に困ることもない、陸くんも好きな人とは結婚できない、妻の座にはいられるわ?


それって、お父さんとお母さんと同じじゃない。。。

好きな人と一緒にいたいけど、幸せじゃないよ?


お父さんが笑いかけてくる


それでも、陸が欲しいから、妊娠したかもみたいに言ってたんじゃないの?


っ。。。聞いてたの?


まあな?

嘘だろ?妊娠


っ。。。本当に、遅れてるのっ


茉莉?

本当に?


お母さんが聞いてくる


っ。。。本当に遅れているけど、妊娠してないと思う。。。


ふーん?


お母さんが悪い顔している


明後日、陸くんも呼びましょう?


ああ。。。そうだな

ゆりに任せるよ。。。?


詩織は、何とかしなさいよ?


わかった


二人が笑いながら話している

嫌な予感がする

嫌な予感しかしない。。。

不安な顔で二人を見る


やっぱり、ゆりの娘だな?


私が悪い女みたいに言わないで。。。?


っ。。。どういうこと?


二人を見る


茉莉、陸を好きなんだろう?

なんとしてでも、手に入れたいんだろ?

協力してくれよ?


っ。。。わかった


どうしても、陸がほしい。。。

言うとおりにしたら、陸を手に入れられるかもしれない。。。


まずは、詩織が働いている喫茶店に行こうか?


何で?


陸の好きな女を見に?


っ。。。行くわ。。。


頭をポンポンしてくる


大丈夫、顔はゆりに似て美人だから?


...


次の日、喫茶店に行った

中に入ると、詩織が見えた

休憩中みたいで、ランチしている

イヤホンしていて、気づいていない

お父さんがクスクス笑いながら、詩織の近くの席に座る

コーヒーを飲みながら、あかりを探す

まだ、いないようだ。。。

キョロキョロしていると、お父さんが立ち上がり、詩織に近づいていく

個室で、ランチして寝てしまったようだ

壁にもたれかかり、幸せそうに眠っている


かわいい。。。


茉莉、見張り、よろしくな?


え?


お父さんが詩織に近づいて行く

髪を撫でている

陸が来ないか、見張りをする







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