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好きになった人
第6章 夏―2
ホテルに着くと、ゆりが見えた

誠が私の腰に手を回している

ゆりが近づいてきて、話しかけてくる


誠、少しだけ。。。いいかな?


誠がゆりを見ている


旦那は?


まだよ?


なら、後でな?


誠。。。?お願い。。。?


誠にお願いしながら、私も見てるゆりに、腹ただしくなる


詩織、座ろう?


二人がけのソファーに座らせて、私達に話しかけてくる、ゆりを無視している


誠、少しだけ?お願いよ?


詩織、何か飲む?

まだ、時間あるみたいだし、頼もうか?


二人が、私を見て話しかけてくる


え。。。いいよ、いらない。。。

もう、来るでしょう?


ゆりを見る

本当は、もう来ているはずだ

何かあるんでしょう?

疑いの目で、見ていく私を、小馬鹿にするように笑いながら私に、聞いてくる


注文しましょう?


勝手に、アイスコーヒーを3つ注文していく

誠を見ると、ため息をついている


ゆり、旦那が来るまで離れてくれない?


どうして?

私も、誠と話がしたいのよ?


俺は、話はない。。。


アイスコーヒーが運ばれてくると、嫌な予感しかしない

以前に頭からかけられたことを思い出す

コーヒーが並べられて、安心していると、ゆりが誠のアイスコーヒーのコップに手を伸ばして倒してきた

黒い液体は、斜めに倒れてくる

私のワンピースの膝にかかり、黒く染めていく


あら、ごめんなさい?

グラスが汚れていたから、気になって。。。?

クスクス笑いながら私を見ている

誠が、店員からおしぼりをたくさんもらい、拭いてくる

イライラして、ゆりを睨むと誠が手を繋いでくる

誠を見ると、優しく髪を撫でてくれる


落ち着けよ?


っ。。。


あらあら、ワンピースが台無しね?

上に、部屋をとってあるから、着替えたらいいわ

もともと、部屋で話するつもりだったし、ね?


わざとだ。。。

絶対にわざとだ。。。

ゆりを睨む私に、ため息をつく誠が話していく


わざとだろ?

部屋に呼んでくるように言われた?


そうよ?


アイツは、どこにいる?


まだ、来てないわ?

本当よ?















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