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好きになった人
第7章 夏―2.5
っ。。。初めて聞いたんですけど?


俺も初めて聞いたよ?

顔と声が好きだったって?


っ。。。


詩織は聞かなかったからだよ?

大抵の女は、私のどこが好き?って聞くだろ?

聞かれたことない。。。

だから、俺も聞いたこともない。。。

どこがって聞かれても困るしな?

嫌いな所が見つからない。。。


っ。。。

そう言うこと、言うの恥ずかしくないの?


腕の中に入れられていく


言われて嬉しいくせに?

かわいくない。。。

クスクス笑いながらギュッと抱きしめてくる


離して。。。?


少しだけ。。。な?

約束も、忘れたし。。。?

本当は、忘れたふりしてるのも知ってる


体が離れると、笑いかけてくる


詩織、お腹すいた。。。


ふふっ


お弁当を開いていくと、腰を抱きよせていく


食べさせて?


え、イヤ。。。


あーん?


もうっ。。。

口に卵やきを入れる


おいしいよ?

もっと、食べさせて?


この人は、何も変わらない。。。

笑いながら食べる直樹を見る


奥さん、お弁当、作らないの?


まあ、たまには作ってくれるよ?

でも、うちは女ばっかりだろ?

やっぱり女が好きそうな弁当になるから、あまり好きじゃないな。。。


なるほどね。。。わかる気がする

うちは男ばっかりだから、見た目やカロリーより好きなものを、たくさん入れろってうるさい。。。

あーあ。。。私もかわいいお弁当作りたかったわ。。。


まあ、陸は食べ盛りだしな?

詩織の料理好きだよ?おいしい。。。

いつかのアップルパイもおいしかったよ?


ふふっ


あっというまに、食べてしまった直樹を見る


少しだけ、出掛ける?


え?


まだ、三時間ある。。。


窓を開けて、たばこを吸いながら横を向いて話しかけてくる


どこに、行くの。。。?


さあな?


何、それ。。。ふふっ

コンビニに行こうよ?


いいよ。。。


運転席に移動していくと、振り向いてくる


隣、座らないの?


ふふっ

運転手さん、お願いします


何だよ、それ?


奥さまと運転手みたいでしょう?

早く出発してくださーい?


ハイハイ












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