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好きになった人
第7章 夏―2.5
二人きりになると、どうしても息が詰まる

ドキドキするし、昔を思い出してしまう。。。


ねぇ?

帰っていい?


何で?

まだ、ダーリン、帰ってきてないだろ?


だよね。。。

でも、家で待っていたい。。。


チッ。。。

詩織は、勝手だな?


あら?

詩織の嫌いな所はないんじゃなかった?

ふふっ


ギュッと抱きしめられていく


ない。。。

嫌いな所なんてない。。。

だから、困ってる。。。

何か食べに行くか?


そうね?


1度落ちたら、抜け出せない。。。

きっと、飽きるまで溺れてしまう。。。


はあっ。。。まこちゃんに逢いたい。。。


お前なあ?

誰に抱きしめられてるんだよ?


直樹だけど?


もう、いい。。。


顎を掴んで深いキスしてくる

舌が絡まり、感じていく

唇が離れて、カラオケを出た

少し早い時間だが、居酒屋に入る

お腹もすいていたせいか、会話もたわいない話しで盛り上がる

ビールを我慢していたが、誘惑に負けて飲んでしまう

あと、一時間もしたら誠が来るからいいだろう。。。


おい、詩織、酒癖、悪いんだから、ゆっくり飲めよ?


直樹は、飲まないの?


まあ、帰りは、ゆりに運転させるか。。。

一緒に、飲むか?


ふふっ


何?


あの女の名前を言わないでっ。。。

ムカつく

ふふっ


ヤバい。。。ちょっと酔ってる?


ふふっ

まだ、三杯目だよ?


おい、ダーリンに怒られるぞ?


だろうね?

ハイ、直樹も飲んで?

飲んで、楽しもー?


直樹も、ピッチが早く飲んでいく

誠達が迎えにくる頃には、二人で完全に酔っていた


...


おい?


あ。。。ふふっ

まこちゃんだ。。。。?

直樹ぃ?帰るね、バイバイ?


誠に引き寄せられていく


二人で飲んでたの?


ゆりの声がする


そうでーすー

直樹も、たくさん飲んだよね?

何杯だっけ?


詩織ちゃんも、俺も7杯目だろ?

数も数えられない?


机の上のグラスを数えていくけど、よくわからない


ふふっ

わからなーいっ


だよね?


二人で、笑い合うと冷たい視線が刺さる


なあに?

恐い顔?


ゆりを見ると睨まれている


一緒に飲む?


結構よっ

あなた、帰りましょう?



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