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好きになった人
第7章 夏―2.5
ふいに、昨日の出来事が甦る


グロスがついてた。。。

私のじゃない、キラキラしてた

イライラして、キスしてくる唇を噛むと唇が離れていく


イッタ。。。

何?


昨日のこと、思い出したのっ

グロスがついてたよね?

私のじゃない、キラキラしてた。。。

違う口紅の味がした。。。


はあっ。。。だから、誤解だって?

なあ、ちゃんと話すために出かけるんだろ?

いい加減、機嫌を直して?


私、出かけない。。。

出かけなくても、話はできる。。。

昨日のことだって、あの女の言いなりで決まって、勝手に決めたじゃないっ

誠は、私のことなんて、考えてないっ


考えてるよ?


じゃあ、何で?

何で、直樹と二人きりにしたりするのよ?


っ。。。やっぱり、何かあった?


何かない方が、不思議でしょう?

誠だって、同じじゃないっ

何かないほうが不思議だよ。。。


手を絡めて捕まえてくる


っ。。。何した。。。?

息がかかる距離まで近づいて、キスした?


唇が重なり、舌が絡まってくる


誰の奥さんか、自覚あるの?


誠は、どうして?

ライオンの檻に入れたら食べられるのは、わかってるよね。。。?


ギュッと手を掴んでくる


痛い。。。っ。。。


お前が、アイツを無視出来ないのと同じで、俺も、ゆりを無視出来ないのは、わかってるよな?

陸のこともある。。。

父親として過ごしたいって言われたら、断れるの?


う。。。っ。。。

離して。。。っ。。。?


また、逃げようとする。。。

俺のことも考えてないのは、詩織だろ?


っ。。。誠?


優しく頬をさわってくる


確かに、悪かったよ。。。

まさか、ピアスもストッキングもあるなんて。。。

何もないのに、ここまでするのは、詩織に対して攻撃してるんだろ。。。

茉莉ちゃんも一緒にいたし、何があるって、言うの?


そんなの、わからないじゃない。。。


目が合わせていられなくなり、横を向く


ハイハイ、悪かったよ。。。

機嫌を直して?

まずは座布団を買いにいくんだろ?

詩織の車で出かけよう?

それなら、隣に座れる?


優しく髪を撫でながら、私を見る

誠は、優しい。。。

優しくされると、辛いよ。。。?









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