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好きになった人
第2章 夏
夏祭り
朝から、お母さんは慌ただしい
今日は、詩織も来る
この四人が揃うなんて、入学式以来だ
ふと、携帯を見る
メールして?
蓮さまの声が聞こえる
おはようございます
今日は夏祭りです
四人が揃うなんて、何かありそうじゃないですか?
蓮さまにメールする
おはよう
今日は、バイトなんだ
残念
メールの返事が来る
蓮さまのメールに舞い上がってしまう
茉莉が、見張っててね?
結果は、報告してね?
茉莉って書いてあるっ
名前を覚えてくれてることに、嬉しくなり、笑みがこぼれる
また、メールします
かわいい返事が出来ない。。。
こういう時に、詩織だったら何てメールするんだろう。。。
こないだの誠との電話の会話を思い出す
自分の気持ちをサラッと伝えて、誠に愛してるって言わせて、お母さんに嫉妬させてた
何気にイチャイチャしていながら、二人を責めているのに、憎めない感じで誠からも、お父さんからも、かわいいと思われてた
あれは、素なんだろう。。。
陸も、蓮さまも、そんな感じの所がある
どこか、憎めなくてキュンとなる
羨ましいな。。。
詩織だったら、何てメールするか考えてみる
逢って報告しても、いい?
逢いたい。。。
さすがに、このメールは送れないな。。。
携帯をかばんに入れて、両親と車に乗る
茉莉は、役割はどこ?
不意に、お母さんが話しかけてきた
私は、キッチンだよ?
接客嫌だもん
そう?じゃあ、お母さんと同じね?
途中で、一緒にまわりましょう?
でも、友達とまわるから?
お母さんといたら、見張れないじゃない。。。
ちゃんと、蓮さまに報告したい
お父さんはどこ?
俺?俺は、駐車場案内一時間したら自由だな。。。
クスリと笑う
あの笑いかた、悪いことを考えてる顔だ
目を離さないようにしなくては。。。
茉莉、詩織は来る?
ちょっと??
お母さんが、お父さんを睨んでいる
やっぱりね。。。
悪いことを考えてる顔を見る
来るよー
璃子の親が役員だから、お手伝いさせられるみたいよ?
詩織さんは、保護者が出してる喫茶の接客らしいよ?
そうなんだ?
コーヒー飲みに行くかな。。。
クスリと笑う
朝から、お母さんは慌ただしい
今日は、詩織も来る
この四人が揃うなんて、入学式以来だ
ふと、携帯を見る
メールして?
蓮さまの声が聞こえる
おはようございます
今日は夏祭りです
四人が揃うなんて、何かありそうじゃないですか?
蓮さまにメールする
おはよう
今日は、バイトなんだ
残念
メールの返事が来る
蓮さまのメールに舞い上がってしまう
茉莉が、見張っててね?
結果は、報告してね?
茉莉って書いてあるっ
名前を覚えてくれてることに、嬉しくなり、笑みがこぼれる
また、メールします
かわいい返事が出来ない。。。
こういう時に、詩織だったら何てメールするんだろう。。。
こないだの誠との電話の会話を思い出す
自分の気持ちをサラッと伝えて、誠に愛してるって言わせて、お母さんに嫉妬させてた
何気にイチャイチャしていながら、二人を責めているのに、憎めない感じで誠からも、お父さんからも、かわいいと思われてた
あれは、素なんだろう。。。
陸も、蓮さまも、そんな感じの所がある
どこか、憎めなくてキュンとなる
羨ましいな。。。
詩織だったら、何てメールするか考えてみる
逢って報告しても、いい?
逢いたい。。。
さすがに、このメールは送れないな。。。
携帯をかばんに入れて、両親と車に乗る
茉莉は、役割はどこ?
不意に、お母さんが話しかけてきた
私は、キッチンだよ?
接客嫌だもん
そう?じゃあ、お母さんと同じね?
途中で、一緒にまわりましょう?
でも、友達とまわるから?
お母さんといたら、見張れないじゃない。。。
ちゃんと、蓮さまに報告したい
お父さんはどこ?
俺?俺は、駐車場案内一時間したら自由だな。。。
クスリと笑う
あの笑いかた、悪いことを考えてる顔だ
目を離さないようにしなくては。。。
茉莉、詩織は来る?
ちょっと??
お母さんが、お父さんを睨んでいる
やっぱりね。。。
悪いことを考えてる顔を見る
来るよー
璃子の親が役員だから、お手伝いさせられるみたいよ?
詩織さんは、保護者が出してる喫茶の接客らしいよ?
そうなんだ?
コーヒー飲みに行くかな。。。
クスリと笑う