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第2章 夏

渚が話しかけてくる


茉莉に、聞きたいこと、あるし？


ええ？


璃子の家においでよ？


うん。。。

わかった


聞きたいことって、陸のことだろうか。。。？

でも、隼人と付き合うなら違うかな。。。

友達がいなかったせいか、こういうときに、どうしたらいいかわからない


璃子と渚が笑いかけてくる


お菓子買って、集合ね？


うん。。。




放課後、3人でお菓子を買った後に、璃子の家に行った

璃子の部屋は、かわいいピンクの部屋だ


座って？


ねぇ？

茉莉は、陸が好きなの？


渚が聞いてくる


ええ？好きじゃないよ？


もう、別れてるから気にしなくていいよ？

だって、陸とシタでしょ？


ええ？何で？


陸がみんなに、言ってたよ？


ええ？やだっ。。。


付き合ってないの？


付き合わないよ？

好きじゃないし。。。

渚は、何で陸と別れたの？


私？

陸とセックスしても、感じないから？かな


ええ？


渚は、隼人のセックスに夢中らしいよ？


ええ？


すごく、感じてしまうの。。。

相性ってあるのかもっ

茉莉は好きじゃないのに、陸とシタの？


渚は、隼人が好きなの？


好きよ？

好きじゃないとしないでしょ？


渚は、要するに陸の勝手なセックスが嫌で、隼人に甘えたら、隼人は渚に愛撫するのがすごく上手だったから、好きになったらしいわよ？

心配して損したわ。。。

陸に文句言いに言ったのに。。。？


そうなんだ？


展開の速さについていけない。。。


で、茉莉は陸とシテ、どうだった？


え。。。

好きじゃないのに、拒めなくて。。。つい？


まあ、陸だからね。。。

蓮さまも、そうだし。。。

顔がいいヤツは、勝手よねー


まあ、顔がいいから許しちゃうんだけど。。。


茉莉は陸と付き合わないの？


だから、好きじゃないよ？

それに、陸も私とは付き合わないよ


他に付き合ってる女いるしね。。。


確かに、何番目って言われるのは、傷つくよー

しょっちゅう、女から電話がかかってくるしさ。。。


だよね。。。

陸とは、付き合う以前の問題だよ。。。