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第3章 溺愛

「せんぱ、サキさん、好きですよ」

「ふふっ、私も好きだよ」

満足そうな早川は、
私をぎゅっと抱きしめて目を閉じた。

私も、早川にぎゅっと抱きついて目を閉じる。


寝たかと思えば、時折私のおでこに
ちゅっ、ちゅっと、キスをしてくる早川に、
きっと気持ち悪い程私はにやけていただろう。



翌日、二人が寝坊したのは言うまでもない。


end.