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背徳の主
第3章 顧客NO 120501B 美那
「Mid Night」の客層は、夕方5時以降から徐々に若返る。
女子高生や女子大生、それにOL等が主流なってくる。
現在、夜の7時。
6名程の女性客が、思い思いにブラジャーやショーツ及びインナーシャツなどを物色している。
責任者の千夏は周囲を常に見渡しながら、適時接客をしている。
そんな中、一見OL風でロングヘアーの女性客が、紫色のブラジャーと同色のTバックのショーツを手にして千夏の所へと向かった。
その女性客は通勤帰りなのか、会社の制服らしき上下チェック柄のスーツを纏い、その上にベージュのスプリングコートを羽織っている。
「いらっしゃいませ。こちらでございますね。」
千夏は商品を綺麗に畳み、店オリジナルの袋に入れ、
「お会計は税別5,800円になります。」
その女性客は財布から1万円札と「Mid Night」の会員カードを取り出し、千夏に渡す。
「会員様ですね。何時もありがとうございます。」
千夏はレジにカードをスキャンして預り金額を打ち込み、釣り銭を取り出す。
「こちら釣り銭とカードになります。ありがとうございました。」
女性客は釣り銭とカードを受けとると、しばらく店内のディスプレイされたランジェリーを見て回り、それから部屋の奥の「Night Life」へと歩いて行った。
女子高生や女子大生、それにOL等が主流なってくる。
現在、夜の7時。
6名程の女性客が、思い思いにブラジャーやショーツ及びインナーシャツなどを物色している。
責任者の千夏は周囲を常に見渡しながら、適時接客をしている。
そんな中、一見OL風でロングヘアーの女性客が、紫色のブラジャーと同色のTバックのショーツを手にして千夏の所へと向かった。
その女性客は通勤帰りなのか、会社の制服らしき上下チェック柄のスーツを纏い、その上にベージュのスプリングコートを羽織っている。
「いらっしゃいませ。こちらでございますね。」
千夏は商品を綺麗に畳み、店オリジナルの袋に入れ、
「お会計は税別5,800円になります。」
その女性客は財布から1万円札と「Mid Night」の会員カードを取り出し、千夏に渡す。
「会員様ですね。何時もありがとうございます。」
千夏はレジにカードをスキャンして預り金額を打ち込み、釣り銭を取り出す。
「こちら釣り銭とカードになります。ありがとうございました。」
女性客は釣り銭とカードを受けとると、しばらく店内のディスプレイされたランジェリーを見て回り、それから部屋の奥の「Night Life」へと歩いて行った。