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愛憎
第19章 キス
スタスタ歩きながら、部活に向かう。
音楽準備室に着いた。
まだ、だれもいない。
クラスメイトの夏子や、隣のクラスの唯には聞いているものの、
次第に、いつも断ってるのを見てるし、噂になってるのか
『誠くんのノート、素直に受け取れば良いじゃん!』
と、二人共言い始めた。
「どうしよ…」
呟いた時
「何がどうしようなんだ?」
音楽準備室のどこかから、そんな声が聞こえて来た。
「え…?」
そう思っていると、楽器の棚の、凹んでる部分…丁度入り口から見えない部分に、部長の丸山隆がいた。
ーー俺も幼馴染いるけどさ、毎日顔合わせると、有り難みが薄れてくるんだよな
そう遠い目をした事を萌は思い出した。
「ヒッ…ク…丸山先ぱ…」
と、萌は崩れて泣いた。
「おいおい、どうしたんだよ?」
「先輩…私はどうしたら良いんでしょうか…」
そう言って、事の成り行きを話し始めた。
音楽準備室に着いた。
まだ、だれもいない。
クラスメイトの夏子や、隣のクラスの唯には聞いているものの、
次第に、いつも断ってるのを見てるし、噂になってるのか
『誠くんのノート、素直に受け取れば良いじゃん!』
と、二人共言い始めた。
「どうしよ…」
呟いた時
「何がどうしようなんだ?」
音楽準備室のどこかから、そんな声が聞こえて来た。
「え…?」
そう思っていると、楽器の棚の、凹んでる部分…丁度入り口から見えない部分に、部長の丸山隆がいた。
ーー俺も幼馴染いるけどさ、毎日顔合わせると、有り難みが薄れてくるんだよな
そう遠い目をした事を萌は思い出した。
「ヒッ…ク…丸山先ぱ…」
と、萌は崩れて泣いた。
「おいおい、どうしたんだよ?」
「先輩…私はどうしたら良いんでしょうか…」
そう言って、事の成り行きを話し始めた。