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愛憎
第4章 出会い
吹奏楽部に入部した萌と誠は、入部した翌日から音楽準備室に来ていた。
そこにいたのは丸山隆。
高校三年生の吹奏楽部の部長である。
「ああ、君達…澤村先生から話は聞いてるよ」と、話し始めた。
「中学校吹奏楽部コンクールで全国3位に選ばれた学校の生徒がうちに入ってくれるなんて、すごく頼もしいよ!」
「いやいや…とんでもないです。こちらの高校も素晴らしい実績を残されてるじゃないですか…」
誠は言った。
確かに部室として使われてる音楽準備室には、トロフィーがずらずらと並べられている。
「いや…最近賞は取ってないんだ…。ちなみに君達は何をやってたんだい?」
「私はオーボエで、川中くんはドラムを弾いてました。」
萌は告げる。
「なるほど…ドラムは今、2年生の子もやってるんだ…。実力を試しても良いかい?
ちなみにオーボエは空きがあるから、大丈夫だよ」
「良かったぁ〜」と撫で下ろす萌。
オーボエを吹く時に楽器が震える振動。
萌はそれがたまらなく好きだった。
実力試しを聞かれた誠は
「パーカッションとか、空いてますか?」
と聞く。
「あぁ…そっちは先輩が今年卒業したばかりだから、空いてるよ…。
ホントにパーカッションで良いのかい?」
「はい。何度か中学校の時にやらせて貰ってます」
そう言えば…と萌は思い出していた。
リズム力がある誠は打楽器系何をやらせても、先生に褒められてたんだっけ…。
「パーカッションだと、もしかしたら掛け持ちをお願いすることもあると思う。
それでも良いかい?」
「はい、大丈夫です。」
そこにいたのは丸山隆。
高校三年生の吹奏楽部の部長である。
「ああ、君達…澤村先生から話は聞いてるよ」と、話し始めた。
「中学校吹奏楽部コンクールで全国3位に選ばれた学校の生徒がうちに入ってくれるなんて、すごく頼もしいよ!」
「いやいや…とんでもないです。こちらの高校も素晴らしい実績を残されてるじゃないですか…」
誠は言った。
確かに部室として使われてる音楽準備室には、トロフィーがずらずらと並べられている。
「いや…最近賞は取ってないんだ…。ちなみに君達は何をやってたんだい?」
「私はオーボエで、川中くんはドラムを弾いてました。」
萌は告げる。
「なるほど…ドラムは今、2年生の子もやってるんだ…。実力を試しても良いかい?
ちなみにオーボエは空きがあるから、大丈夫だよ」
「良かったぁ〜」と撫で下ろす萌。
オーボエを吹く時に楽器が震える振動。
萌はそれがたまらなく好きだった。
実力試しを聞かれた誠は
「パーカッションとか、空いてますか?」
と聞く。
「あぁ…そっちは先輩が今年卒業したばかりだから、空いてるよ…。
ホントにパーカッションで良いのかい?」
「はい。何度か中学校の時にやらせて貰ってます」
そう言えば…と萌は思い出していた。
リズム力がある誠は打楽器系何をやらせても、先生に褒められてたんだっけ…。
「パーカッションだと、もしかしたら掛け持ちをお願いすることもあると思う。
それでも良いかい?」
「はい、大丈夫です。」