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愛憎
第10章 困惑

「な…なに?なに?」
ゆうはまた火を止め忘れ、リビングに入って来た健太と雪香の元に行く。
なんでも、クラスが一緒の拓人くんに、お遊戯で歌の練習をしていた際に突然口にチュッとやられたと言うのだ。
「雪ちゃんにはまだ早い!おのれぇー拓人ー!!」
憤る健太に
「ま…まぁまぁ…」
と宥める。
ゆうは先ほど聞かされてた。
(拓人くんってば、手が早いのね…)
なんて事を思っていたっけ。
そう言えば、まこちゃんも、萌ちゃんに対して行動が早かったなぁ…
そう思っていると、ハッと、ゆうは先ほど悩んでいた事を思い出した。
「け、健ちゃん!そう言えば、まこちゃんが大変!!」
健太はゆうの話から憤りを忘れ
「え?誠がどうしたって?」
と聞いてくる。
そんな中焦げ臭い匂い。
ゆうはハッとして
「ああああ!カレーがぁぁぁぁー!!」
と叫び声を上げ、台所に走っていった。
(ナースの時はキビキビしてて、まるで別人なのに、家ではやっぱり抜けてんなぁ……)
健太は前にゆうと同じ事を思っていたことを知らず
そんな事を思いながら、苦笑いでゆうの様子を眺めていた。
ゆうはまた火を止め忘れ、リビングに入って来た健太と雪香の元に行く。
なんでも、クラスが一緒の拓人くんに、お遊戯で歌の練習をしていた際に突然口にチュッとやられたと言うのだ。
「雪ちゃんにはまだ早い!おのれぇー拓人ー!!」
憤る健太に
「ま…まぁまぁ…」
と宥める。
ゆうは先ほど聞かされてた。
(拓人くんってば、手が早いのね…)
なんて事を思っていたっけ。
そう言えば、まこちゃんも、萌ちゃんに対して行動が早かったなぁ…
そう思っていると、ハッと、ゆうは先ほど悩んでいた事を思い出した。
「け、健ちゃん!そう言えば、まこちゃんが大変!!」
健太はゆうの話から憤りを忘れ
「え?誠がどうしたって?」
と聞いてくる。
そんな中焦げ臭い匂い。
ゆうはハッとして
「ああああ!カレーがぁぁぁぁー!!」
と叫び声を上げ、台所に走っていった。
(ナースの時はキビキビしてて、まるで別人なのに、家ではやっぱり抜けてんなぁ……)
健太は前にゆうと同じ事を思っていたことを知らず
そんな事を思いながら、苦笑いでゆうの様子を眺めていた。

