この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛憎
第2章 再会と過去

「もーう、通信やりながら夜勤したあとに勉強するのは大変でねぇ〜。
でも、先生になって、同じお医者さんとか、看護師さんの卵の子たちの支えになりたくて。
そしたらなんか取れちゃったの!私もビックリしたわ〜。」

クスクス笑う澤村先生に、緊張していたクラス全体が顔を綻ばせる。

担任に好感を示した瞬間だった。

「ちなみに旦那さんはいます!お医者さんだよぉ〜。子どももいて、三歳になりました。」

そんな言葉にクラスの女の子達からは

きゃ〜!!と言う言葉が広がる。


「そんな感じで、私の自己紹介は終わり!35名の諸君!よろしくね!
今度はみんなの自己紹介、してもらおうかな?」


にこやかに話した先生は出席番号1番の女の子と35番の男の子にじゃんけんをさせ、35番の子から順番に自己紹介することになった。



一人一人挨拶し、萌の番。

萌は立ち上がって挨拶をする。

「17番 高橋萌と言います。中学では吹奏楽部でした。よろしくお願いします。」


すると、ピクリと澤村先生が反応を示す。


ふと、先生の様子が気になり、
「…先生?」

と声をかける。


澤村先生は

ハッとした顔をし、
「ううん、なんでもないわ。」

と言った。


(………?)

澤村先生の様子が気になったが、気を取り直して、他の同級生の挨拶を聞いていた。

終盤になりかけた自己挨拶。
次は誠の番である。




/125ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ