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溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第7章 赤いシルシ

「うわっ…、きつ」

「…そん な…!? いやああ!」

信じられない仕打ちに、目もさえてしまった。

逃げようと腕に力を込めたら、腰を掴まれ身体をひっくり返され…

ソファーに仰向けだった花菜はうつ伏せに変わる。

男の肉棒を突っ込まれたままで、四つん這いの体勢を強制されたのだ。

“ どうして!どうし て…!? ”

グチュ! グチュ!

「ぅぅ!…─ッ ハ、ハァっ……いやぁ」

尻をわし掴んだ男は乱暴にモノを抜き差しした。

狭い膣道を押し進み、掻き戻し──

その度に、鋭い痛みが花菜を襲う。

四つん這いの花菜はソファーに爪を立て、額を擦り付けた。

「痛っ、…ぅ、ぅ…っ…!! ……アっ!…ぅぅ」

「ハァっハァっ」

「ぬいてぇ…!! やめ…っ……て」

力任せに腰を打ち付けてくる背後の男──。

思い遣りのない動き。

興奮した息遣い。


獣だ


“ 怖い…っ、きたな、い ”


汚い──


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