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溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第12章 かき乱す者

日付を越して暫く過ぎた真夜中。

伊月が重い足取りでアパートの階段を降り外に出てきた時には、人影どころか、ゴミ袋を漁る猫の姿さえひとつも無かった。

疲労を隠せない顔つきの彼は、今の自分が酷く酒に酔っていることを改めて自覚する。

眠気と目眩にさいなまれ…

足を引きずるように、砂利の上を歩いた。


「──…」


前庭を抜けた先の路地で、ひとりの男が気配を消して待ち構えていたとは知らず。




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