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溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第13章 戒めの快感

「やっぱ先生いねぇわ。授業がダルいからせっかく遊びに来たのによ」

「まぁ涼しいだけ教室よりマシだがな」

彼等は不破と同じく、どこか怪我をして保健室(ココ)に来た訳ではないらしい。

“ 早く…早く出ていって…! ”

急ぎの用がないならどうにか早く立ち去ってくれないかと花菜は願った。

保健室のベッドで今の自分がどんな状態になっているのか…それが他の生徒にバレた時を考えると血の気が引く。



“ お願い……! 早く ”



「──…おい」


「……っ」



ゾワッ....



「…バレたくないなら、声…抑えろよ」


「…ゃ…、ぇ……?」



彼女が白カーテンの向こう側に気を取られていたら…

突如、耳許に不破の低音が囁かれた。

恐怖で見開かれた彼女の目はリボンに隠れて誰にも見えない。

“ 今、声を抑えろって ”

まさか

嘘でしょう? こんな状況で?

“ そんな…するわけないよ。いくら不破先輩でもこんな──っ ”

「アっ‥!!」

焦燥する彼女の太股に、男の大きな手が触れる。

そして彼の指がショーツのクロッチを横にずらして秘唇へ侵入してきた。

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