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溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第13章 戒めの快感
超えた熱は汗や涙、乱れた吐息となって現れる。
「ン…!‥…ふ、ぅ、‥…ッ─ハァ…‥!」
花菜は片手を口に、もう片方を枕元に投げ出してシーツを力いっぱい握り締めた。
弾ける…!
弾けてしまう前に…その瞬間に備えた。
「……は‥ァ、ハァっ…ハァっ……!!」
「……おい」
必死で耐えようとする花菜に、蜜壺を掻きむしりながら不破が耳打つ。
「バレるぞ……声を抑えろ」
「ハァッッ…‥─ム、リ………!」
「フっ……それか派手に鳴いてみるか?」
「──…ッ…ァァ」
カーテンの布1枚。たったそれだけを隔てた向こう側には、何も知らない生徒がいる。
絶対に気付かれるわけにいかないのに…
あろう事か不破の指は女壁の弱点に狙いを定め、そこを高速で擦り上げてきた。
「…ハァっ…!?…ぁ、アっ…!」
この変化は卑怯だった。上り詰めるまでのカウントダウンが急に速まる。
花菜の腰が無意識に浮いた。
“ ゃ…!ダメ、声、が…!! ”
窒息するくらい掌を口に押し付けるのに、男の上手すぎる性戯に否応なしに甘い声が漏れる。
くの字で弱点に食い込む指は、その形を保ったまま乱暴に挿送を繰り返しナカの肉ヒダを引っ掻いてきた。
「…ん!ァ……ッ─ダ‥‥ッッ…メ、ダメ…//」
張りつめた内腿が痙攣し、凹んだ腹部でヘソが上下に動く。
視界を奪われ声も満足に出せないぶん狂おしさが増していく。
「ァァ…ッ─//…‥ン、ン、…ぅ…!…ァ、んっ‥…!!」
「……」
「…‥ハァっ、ンン‥…!!」
「………、イ ケ」
ボソリ
囁かれた冷酷な言葉に、首の後ろから背中にかけて反応した彼女は
「ンーー…!?…ッ…あ!」
その痺れが腰にまで到達した瞬間、ついに限界を超えた。
「ァっ、…ン、んあっーー!!」
ベッドの上で腰を跳ね上げ
涙を流し…──彼女はイキ果てた。