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第15章 汚れた安堵

照れたり…感じてしまったり…

そういうのは、今はダメだ。

気を強く持たねばと思い、舌を這わす不破と目を合わせないようにしながら、こみ上げるむず痒さに堪えていく。

「ﾊｧっ…」

「反抗する気か…」

「ぁ…//」

しかし我慢というものにはできる事とできない事がある。

彼が何か言うたびに敏感なﾄｺﾛに息が当たって、ショーツの奥がヒクヒクと反応する。

隠れていればいいものを…弱点である花芯が健気に勃ち上がるから、良い標的にされてしまった。

わかりやすいな

そう呟いた不破が、薄い布地を押し上げてきた突起に舌の先で触れる。

ショーツ越しの淡いいたぶりは、彼女の中の"女"が乱れるには中途半端。…そして中途半端であるからこそ、欲張りな蜜口が待ちきれずヨダレを溢れさすには十分だ。

布地にシミが広がり濡れた秘部に貼り付くと、その奥で肉厚に膨らみ出したｶﾀﾁがわかりやすく現れた。

不破にはそれが丸見えだった。

欲情したその様は簡単に想像できてしまうのに、それでも全てを見せまいとする一枚の布切れがかえって淫猥に映りこむ。