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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第23章 エピローグ
―柚希sideー
眞彩の出産の日が来た。
院長に付き合って貰い、何度も手術のシミュレーションは重ねた。
「いよいよ。本番だね。柚希君」
「はい、院長」
「今日は君が父親となる日でもなる」
我が子とは手術台での対面となる。
「何があっても、冷静さは失ってはいけないよ。柚希君。それが医者だ・・・」
もしもの場合も、想定しておけと院長は遠回しに言っていた。
「既に覚悟しております。院長」
「それなら安心だ・・・まだ、時間がある。奥さんの顔を見ておいで」
「あ、はい」
俺は手術の準備の前に、眞彩に会いに行った。
「眞彩」
眞彩には桐生社長夫妻が付き添っていた。
「柚希君」
眞彩はストレッチャーで、手術室に向かっていた。
「柚・・・希」
彼女の表情は穏やかなだった。
不安なキモチも微塵も感じない。
「眞彩・・・」
「柚希、私がこの子を産んだ後は貴方に全てを任せるから・・・この子の命を救ってね」
「わかってる」
眞彩の出産の日が来た。
院長に付き合って貰い、何度も手術のシミュレーションは重ねた。
「いよいよ。本番だね。柚希君」
「はい、院長」
「今日は君が父親となる日でもなる」
我が子とは手術台での対面となる。
「何があっても、冷静さは失ってはいけないよ。柚希君。それが医者だ・・・」
もしもの場合も、想定しておけと院長は遠回しに言っていた。
「既に覚悟しております。院長」
「それなら安心だ・・・まだ、時間がある。奥さんの顔を見ておいで」
「あ、はい」
俺は手術の準備の前に、眞彩に会いに行った。
「眞彩」
眞彩には桐生社長夫妻が付き添っていた。
「柚希君」
眞彩はストレッチャーで、手術室に向かっていた。
「柚・・・希」
彼女の表情は穏やかなだった。
不安なキモチも微塵も感じない。
「眞彩・・・」
「柚希、私がこの子を産んだ後は貴方に全てを任せるから・・・この子の命を救ってね」
「わかってる」